ＣＣＵＳ／建設キャリアアップシステム

建設キャリアアップシステムは英語表記でConstruction Career Up Systemとなり、その頭文字を取ってCCUSと呼ばれます。

技能者の資格や現場での就業履歴等を登録・蓄積し、技能・経験が客観的に評価されることで、技能者の適切な処遇につなげるための仕組みです。

建設キャリアアップシステムの仕組みを通して

（１）若い世代がキャリアパスや処遇の見通しをもてる、

（２）技能・経験に応じて給与を引上げる、

（３）技能者を雇用し育成する企業が伸びていける

このような建設業を目指しています。

建設業団体と国交省が連携して推進している仕組みです。

まず、技能者と事業者の情報を登録し、建設業で働く技能者のスキルやキャリアを目で見える形に集約していきます。

技能者情報として具体的には、

・本人情報

・保有資格

・社会保険加入等

です。

登録した技能者にはキャリアアップカードが交付されます。

登録済みの技能者は現場でICカードリーダーにキャリアアップカードを読みこませることで、日々の就業履歴を蓄積させていくことができます。

技能者のスキルや経験がシステムに蓄積されることで、適切な処遇が得やすくなります。

建設キャリアアップシステムでは、技能者一人一人の経験や資格に応じたレベル判定を行っています。

キャリアアップシステムではレベルごとに色分けされたカードが作られ、一目で評価がわかりやすく設定されています。

そして、レベルに応じて昇給昇格等が行われ、適切な処遇が受けやすくなるという仕組みです。

建設分野で特定技能外国人を受け入れたい事業者様は建設キャリアアップシステムの登録申請が必須です。

特定技能ビザの取次申請だけでなく、めんどうな建設キャリアアップシステムの手続きのお手伝いも可能です。

ぜひお気軽にご相談ください。